7月〜10月でしか味わえないミラクル大自然・・・
オカバンゴの有名な大湿地帯は、ボツワナの北部アンゴラとザンビアの国境近くに拡がっている砂漠地帯に7月から10月にかけてアンゴラから流れ込んでくる水量によって毎年のように繰り広げられるドラマです。
勿論、水源となっているアンゴラに降る雨期の水量で湿地帯の大きさは左右され年によっては植物や動物達の期待を裏切ることが最近は多くあります。
平素は砂漠地帯であるにも拘わらず湿地帯が出来上がってくると、様々な植物が芽を出し、砂漠の砂の中で眠っていた魚や小動物達が顔を出して水中を泳ぎまわります。
あたりの情景は砂漠から水の碧と草木の緑に覆われ、それまでとは一変してしまいます。
それらを狙って、鳥たちが集まり、ヌー(水牛の一種)が国境を越えて大移動してくるさまは、皆様既にテレビなどでご存知の壮観の一語です。
ライオンは食料や水の豊富なこの時期に出産の時期を迎え、赤ちゃんを従えたお母さん達が十数頭の群れをなしています。
モコロ(カヌー)サファリー、モータボートサファリー、四輪駆動車によるサファリーゲーム・ドライブやウオーキング・サファリ・ゲームに出掛けると数多くの動物達と一番出会えるのはこの時期なのです。レパード、ハイエナ、カバ、象、バッファロー、ライオン、犀、鹿類など豊富にこの地域に集まっています。