ホームAVION ツアー日記講談師 貞心さんと下町散策 レポート

講談師 貞心さんと下町散策 レポート

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6月9日に、講談師 貞心さんの案内で、下町散策に出かけました。



堀切菖蒲園
講談師 一龍齋貞心さん
門前

雨が大丈夫かな、と心配しながら東京駅前を出発しましたが、晴男の一龍斎貞心さんのお陰でしょうか(?)傘は日傘に早代わりとなりました。最初に訪ねた「掘切菖蒲園」では、白や紫そして薄紫・・・色とりどりの菖蒲が咲き誇り、風に揺られながら私達を迎えてくれました。去年のイベント「鎌倉、紫陽花巡り」で見かけた菖蒲は泥に植えられていましたが、水辺にも植えられるということを知りました。品種改良で作られた色とりどりの菖蒲には、いろいろな名前が付けられていました。中国四大美人の一人「王昭君」の名前を冠した菖蒲を見つけた時は、思わず微笑んでしまいました。


私たち一行は、堀切菖蒲園を後にして次の目的地「水元公園」に向かいました。公園と言う名にしては、想像を遥かに超えたその広さに驚かせられました。なんと、東京ドームが14個も入ってしまうのだそうです。東京に永く住んでいらっしゃるお客様も、こんな広い公園があるとは知らなかったと驚いておられました。広い公園の中ではあちこちで催し物が行われておりたくさんの人たちが思い思いの時間を過ごしていらっしゃいました。


「水元公園」の後はいよいよ柴又です。
柴又と言えば・・・・、「寅さん」?ではありません。今回の目的は帝釈天の隠れた見どころである彫刻、そして「川甚」です。帝釈天の彫刻は歴史のある素晴らしい芸術でした。400円を出すとお堂の裏まで見ることができ、外国人のお客様も多く、とても興味深そうでした。老舗の川甚ではうなぎを頂いた後、貞心さんの講釈を聞き楽しい時間を過ごしました。


今日の下町散策では、普段は何気なく見過ごしてしまう事も、説明を聞きながらゆっくり見つめてみると、身近なところに小さな発見がたくさんあることを感じました。そして、花作り、整備された公園、彫刻のすばらしさなど美しい物を後世に残した人たちのことを考えさせられた一日となりました。

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