ホームAVION ツアー日記ファド ポルトガルの夕べ レポート

ファド ポルトガルの夕べ レポート

ファド ポルトガルの夕べ レポート

各国料理シリーズ

春一番だった23日に、アビオンのイベント・ファドとポルトガル料理が行われました。

朝から風がほとんど感じない、4月上旬並の暖かさで過ごしやすい1日でした。

ポルトガル料理ってどんな料理かなと期待半分、不安半分を持たれた方が多かったです。一品一品の料理を味わって頂いている内に皆様の心が次第にお料理に惹かれていかれたご様子で、ポルトガル料理がこんなにおいしいとは思っていなかったとの評価でした。味付け、調理法、素材、日本の食文化とかなり似ており、器の使用、料理の盛りつけ方も口より目を先に楽しむ和食の様な拘りを感じました。カステラをはじめ、ポルトガルの食文化は昔から日本に伝わってきて、長崎、九州あたりはもちろん、日本の全国に広がり何時しか日本の食文化の中にすっかり溶け込んでしまったのだと感じました。

食後のファド鑑賞もとてもよかったです。ギターリストのマリオ・パシェーコ氏は愛想がよく、親切な方で、歌手アルシンド・デ・カルヴァーリョ氏と交替して、ファドの演奏と歌を披露して頂きました。リスボンの下町で生まれたファドは独特の節回しを持ち、そして片手をポケットに入れ粋なたたずまいで唄うのが伝統的なスタイルです。アルシンド・デ・カルヴァーリョ氏が最後の曲では立ち上がって、皆様と一緒に盛り上がりました。

最後に、アビオンからは丁度、結婚記念日だったご夫婦とお誕生日だったお客様に花束を贈呈し、皆様から祝福の拍手が長く続きました。今後も皆様に喜んで頂ける企画を実施致しますので、今後ともご期待頂きたくお願い申し上げます。

演奏前の打ち合わせ

ファドの演奏中

熱心に耳を傾けて聞き入っておられる皆様

休憩に入ったファディスタの皆様

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