イルリサット
北極圏にある人口約4500人の小さな町には、ユネスコ世界遺産に指定されたアイスフィヨルドがある。タイタニック号がぶつかったような巨大氷山が毎日創りだされており、自然の驚異の力に圧倒されるであろう。
カンガルッスァック
グリーンランドでもっとも晴天率が高く、オーロラを見るならここしかない。また町の周辺には氷河時代からの生き残りであるジャコウウシやトナカイなど野生動物が数多く生息している。
もともとは、冷戦時代にアメリカが軍事空港を建設したことから町が成り立ち、現在はグリーンランドの空の玄関口としても重要な町だ。
地球上もっとも北で生活するイヌイット
イヌイットは雪と氷の世界に順応し、何千年もの間、過酷な環境の中で生き抜いてきた民族である。アザラシやクジラといった海洋動物などを主食とし、お互いに助け合いながら生活している。彼らの土地を訪ねてみると、まるで違う惑星に来たような錯覚を覚えるに違いない。